target audience: TECH SUPPLIER  Publication date: Mar 2024 - Document type: Market Share - Doc  Document number: # JPJ50702524

国内WANサービス市場シェア、2023年:新たな価値提供へと前進するネットワークサービス

By:  Takahiro Mizukami Loading

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Abstract


本調査レポートは、2023年の国内WANサービス市場に関するベンダーシェアを分析している。レガシー専用線を除くWANサービスの市場全体を見ると、2023年の売上額は前年比でプラスに推移した。事業者別で見ると、売上額の上位3社はNTTコミュニケーションズ、KDDI、ソフトバンクであり、各社共に前年と同規模のシェアを維持している。WANサービス種別で見ると、売上額では依然としてL2帯域確保およびL3帯域確保が全体の大部分を占めるものの、どちらのセグメントも回線数と売上額は共に前年から横ばいとなり、市場の成熟が見て取れる。一方、マネージドインターネットVPNとイーサネット専用線は、2022年と同様に、売上額の前年比成長率において他のセグメントを上回った。

「閉域網サービスへの需要はいまだ根強いが、企業におけるSASE(Secure Access Service Edge)アーキテクチャへの関心の高まりや、法人向けインターネット接続サービスにおける10Gbps回線提供エリアの拡大など、WANサービスを取り巻く環境は急速に変化している。通信事業者やSIer(Systems Integrator)は、SIを前提としたネットワークとセキュリティの「結合」だけでなく、自社アセットを生かしたネットワークとセキュリティの「統合」を図り、顧客の円滑な意思決定を支援することで、さらなる収益の獲得機会を探索すべきである」と、IDC Japan、Infrastructure & Devicesのシニアマーケットアナリストである水上 貴博は述べている。



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