target audience: TECH SUPPLIER Publication date: Dec 2023 - Document type: Market Presentation - Doc Document number: # JPJ49633923
2023年 デジタルビジネス動向調査:国内と世界の比較 ― 限定されたデジタルビジネス化
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Abstract
IDCでは、デジタルビジネスを実践する企業に対し、その取り組みの内容やデジタル技術への投資状況、優先課題などについてのユーザー調査「IDC Digital Executive Survey」をグローバルに実施している。本調査プレゼンテーションでは、2023年の同調査結果について、世界と日本の結果を比較し、国内企業におけるデジタルビジネスの状況について分析している。具体的には、以下のような点を調査している。
- デジタルビジネス化の概況
- デジタルビジネスモデルの開発
- デジタル技術への投資
- インテリジェンスの強化
- オペレーションの変革
- 組織変革と人材
国内企業のデジタルビジネス化への取り組みは、世界と比較するとビジネスの一部に留まる傾向があり、デジタルビジネスからの収益獲得も遅行している。コア(基幹)ITプラットフォームとデジタルイノベーションが独立して併存する「サイドカー」型のアーキテクチャや、AI(Artificial Intelligence:人工知能)活用に向けた投資の消極性、業務プロセスの自動化や組織とスキルの変革の遅れなどのさまざまな課題を抱えている。「世界の企業は、コアITとデジタルイノベーションの統合的なプラットフォームを構築し、デジタル製品/サービス/エクスペリエンスによる価値創造を図ろうとしている。ITサプライヤーは、国内企業が組織のアジリティを高め、イノベーションを通じた価値創造を進めるためのデジタルビジネスプラットフォームの構築を支援するべきである」と、IDC Japan、Software & Servicesのグループマネージャーである植村 卓弥は述べている