target audience: TECH SUPPLIER Publication date: Aug 2023 - Document type: Market Forecast - Doc Document number: # JPJ49210623
国内ビジネスコンサルティング市場予測、2023年~2027年
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Abstract
本調査レポートは、IDCが定める国内ビジネスコンサルティング市場の概況や動向を分析し、サービスセグメント(戦略、財務/経理、業務改善、組織/変革、GRCその他コンサルティング)および産業分野別にまとめたものである。また、2022年の市場状況を検証すると共に、2023年~2027年の市場規模(支出額ベース)および前年比成長率について予測している。2022年の国内ビジネスコンサルティング市場は、企業のデジタルビジネス化を支援する案件が局所的なイニシアティブの支援から部門横断/全社的な変革支援へと拡大し二桁成長を遂げた。2022年は世界経済の不透明感を背景とするコンサルティング投資の抑制も懸念されたが、国内市場ではすでに中長期戦略の中に組み込まれている案件が多く大きな影響を受けなかった。2023年以降も変革(DX)に向けたコンサルティング需要が継続するが、先行して「デジタルビジネスの運営段階」に入った企業のコンサルティング活用も継続し、高成長を継続するであろう。
「ビジネスコンサルティング事業者は、国内市場の継続的な成長を前提として、顧客のデジタルビジネス化を支援するテクノロジー人材強化のアジリティ向上や、ツールやデリバリーセンターなどを活用した生産性向上などの、デリバリー能力の改善に継続的に取り組む必要がある」と、IDC Japan、Software & Servicesのグループマネージャーである植村 卓弥は述べている。