年間情報提供サービス
CIS とは

CIS(Continuous Intelligence Service)は、ICTの各分野を担当するICT専門のアナリストが、IDCの全世界で統一された製品・サービスの定義と調査方法論を用いて調査・分析し、レポート形式で1年間にわたり情報提供するサービスです。
ご契約期間中、提供済みのレポートに関するご質問につきましては、インクワイアリサービスを通して担当アナリストが直接お答えするサポート体制を整えております。

デジタルトランスフォーメーション時代の意思決定を支援


第3のプラットフォーム技術の急速な進展により、あらゆる産業において重大な変革が、かつてない規模とスピードで進行しています。このような状況に対応するためにCISを構成するレポートを改善し、ユーザー企業のICT専門家向け情報を充実させることにより、ICT戦略にかかわる意思決定の支援を強化しています。 さらに、従来のレポート(製品・サービス別市場規模・予測、製品・サービス別ベンダーシェア、ベンダー別販売チャネル戦略、ユーザーの需要動向等)も簡潔で視覚的に把握しやすい内容に改編しています。

CIS ─ デジタルトランスフォーメーション(DX)時代を勝ち抜く


第3のプラットフォーム技術の浸透と拡大により、企業は第3のプラットフォーム技術を利用し、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデル、新しい関係を通じて価値を創出し、競争上の優位性の確立をめざしています。IDCではこうした動きをデジタルトランスフォーメーション(DX)と呼び、全産業のあらゆる企業において、広範囲なDXが進行することによりDXエコノミーの台頭を予測しています。このような大変革の時代に市場の急速な変化を素早く正確に把握し、データの分析結果を事業の迅速な意思決定にお役立ていただけるよう、従来のレポートの構成内容を再編しました。

  • DX時代の意思決定を支援するIDC DecisionScapes
  • IDCは従来のCISプログラムにユーザー企業のICT専門家向け調査を強化して、コンテンツの充実を推進しています。IDC DecisionScapesレポートは、企業のビジネスリーダー、ICT部門のリーダーとそのチームのニーズに応える内容となっています。

    従来のCISレポートの対象読者
    CIS刷新後のCISレポートの対象読者


  • ユーザー企業の意思決定を支援するための重要な情報は、DX(デジタルトランスフォーメーション)時代を生き抜くためにICT提供企業にとっても非常に有益な情報になります。顧客の動向を把握し事業戦略を策定するために必要であることはもちろん、ICT提供企業自身もDXが不可欠となるためです。
  • IDC DecisionScapesは、機能別に7種類のレポートから構成されています。
    IDC FutureScape
    IDC TechScape
    IDC MaturityScape
    IDC MaturityScape Benchmark
    IDC PlanScape
    IDC PeerScape
    IDC MarketScape



    各レポートの機能はこちらでご覧いただけます。

  • IDC Japanでは、以下のレポートを発行し、順次DecisionScapesレポートを追加してCISの充実を図ってまいります。
      IDC FutureScape
      IDC MaturityScape Benchmark
    CISプログラムに加わったIDC DecisionScapesを競争優位性の獲得にぜひご活用ください。



  • 経営幹部のとるべきアクションを簡潔明瞭に提供
  • 多忙なICT提供企業やユーザー企業の経営幹部にもお読み頂け、すぐに行動に移せるアクションを簡潔明瞭な語り口でまとめるように、レポートの構成を大幅に刷新しました。 レポート冒頭には最も重要な情報が凝縮されています。冒頭ページにはグラフィカルで一目瞭然のデータが掲載され、2ページ目には経営幹部への提言が配置され、アナリストのインサイトを素早く把握することができるようになりました。
  • 市場予測/ベンダーシェアは、従来1冊のレポートに含めていましたが、今後は「Market Forecast」「Market Share」の2つのレポートタイプに分けて発行します。
  • 各レポートの冒頭のページにはレポートの要点を簡潔明瞭に表示する「エグゼクティブグラフィクス」を配し、次ページには「エグエクティブサマリー」を掲示します。購読者のビジネス的な優先性を考慮した構成になっています。アナリストの「提言」は購読者の具体的な行動を支援できるような形式にまとめています。
  • 加えて、レポートには記述されていない定量データをExcelファイルとして付加提供するレポートもありますので、より詳細な市場動向を確認するためにも、ご活用いただけます。


IDC DecisionScapeとは

Explore: ビジネスニーズの理解とテクノロジー選定に関する調査


IDC FutureScape:
今後3年間を見通して事業戦略の現在と将来に係るICT動向を10個のPredictionsにまとめ、実行可能な処方箋を提示します。

Align: ICT戦略策定に関する調査


IDC MaturityScape:
特定市場におけるICT成熟度を規定し、自社のICT環境がどの成熟度にあり、あるべき目標とのギャップがどれほどかを把握いただけます。
市場競争力の維持あるいは競争優位の達成にお役立てください。

IDC MaturityScape Benchmark:
ユーザー企業を対象にサーベイを実施し、ICT成熟度分布をご提供します。他社が優位な領域はどこか、成熟度を上げるためにはどんなアクションが求められるかを把握いただけます。

Engage: ICT戦略実行に関する調査


IDC MarketScape:
各ICT提供企業の特性、実績、市場優位性を正確で一貫性のある調査により明らかにし、ICT提供企業に関するリスクを軽減します。

IDC DecisionScape 各種レポート

Explore: ビジネスニーズの理解とテクノロジー選定に関する調査


IDC FutureScape:
事業戦略の現在と将来に関する評価フレームワークを提供しICT戦略の策定を支援します。
IDC FutureScapeの解説ビデオはこちらでご覧いただけます。new

IDC TechScape:
技術の成熟度を予測しリスクを評価することで、企業が技術リスクを適切に対処し組織的な技術採用を行えるように支援します。
IDC TechScape の解説ビデオはこちらでご覧いただけます。new

Align: ICT戦略策定に関する調査


IDC MaturityScape:
特定市場におけるICT成熟度を規定した上で、自社のICT環境がどの成熟度にあり、あるべき目標とのギャップがどれほどかを把握いただけます。市場競争力の維持あるいは競争優位の達成にお役立てください。

IDC MaturityScape Benchmark:
ユーザー企業を対象にサーベイを実施し、ICT成熟度分布をご提供します。他社が優位な領域はどこか、成熟度を上げることによるメリットはなにかを把握いただけます。
IDC MaturityScapeの解説ビデオはこちらでご覧いただけます。new

IDC PlanScape:
事業価値にマッチする技術開発を実現するために、事業目標との整合、成功要因、必要なリソースを具備した技術開発戦略の策定を支援いたします。

Engage: ICT戦略実行に関する調査


IDC PeerScape:
ICT戦略成功の鍵となるベストプラクティスを示すことでプロジェクトの成功を支援します。

IDC MarketScape:
各ICT提供企業の特性、実績、市場優位性を正確で一貫性のある調査により明らかにし、ICT提供企業に関するリスクを軽減します。
IDC MarketScapeの解説ビデオはこちらでご覧いただけます。new
IDC MarketScapeのユーザーガイドはこちらからご覧いただけます。new

IDC DecisionScape FAQ

DecisionScape FAQ


Q1 IDC DecisionScapeとは何ですか?
A1 企業のICT投資効果を最大限に高めるための、ICT利活用に関する意思決定を支援するツールとして活用いただけるレポートです。現在、米国IDCでは機能別に7種類のDecisionScapeレポートが発行されています。IDC Japanも今後順次発行し、充実を図っていきます。
Q2 従来のCISのレポートは、今後DecisionScapeのレポートに置き換わっていくのですか?
A2 DecisionScapeのレポートは、従来のCISプログラムとして発行されます。これまでICT提供企業向けのレポートを中心に構成されていたCISのプログラムに、DecisionScapeフレームワークによるユーザー企業のICT専門家向けのレポートが追加されることになります。
Q3 DecisionScapeレポートが発行されるようになった背景は何ですか?
A3 現在のICT市場においては、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)が市場の成長を牽引しています。さらに、IoT、認知システム、次世代セキュリティソリューション、3Dプリンティングなどが、第3のプラットフォームの新たな成長加速要因として加わり、全ての産業を巻き込んだ絶え間ない変革が進んでいます。 第3のプラットフォームとそれを取り巻くテクノロジーが引き起こす大変革への対応に関する迅速かつ的確な意思決定は、ICTを提供する側、ICTを利用する側を問わず、全ての企業にとって喫緊の課題になっています。 IDCでは、こうした市場の変化に対応するために、年間情報提供サービスのCIS(Continuous Intelligence Service)プログラム構成の最適化を推進しています。IDC DecisionScapeは、エンドユーザー企業のIT戦略の意思決定を支援するツールであると同時にICT提供企業にとっても有益な情報を提供する、新しいタイプのレポートとしてCISプログラムに加わりました。
Q4 「ユーザー企業のICT専門家」とは、具体的にどのような方々ですか?
A4 「ユーザー企業のICT専門家」とは、CIOをはじめとする、ICT製品・サービス購入に関する意思決定を行う、またはそれにかかわる方々です。所属は情報システム部門に限らず、事業部門(LOB)を含むあらゆる部門です。
Q5 ICT提供企業は、DecisionScapeのレポートをどのように活用すれば良いですか?
A5 DecisionScapeのレポートには、ICT提供企業がユーザー企業を理解する上で有益な情報が掲載されています。例えば、「IDC FutureScape」では、今後3年間を見通して企業のICT利活用にとって何が重要になるかを提示しています。「IDC MaturityScape Benchmark」では、ユーザー企業のICT成熟度分布を示し、成熟度を上げるためのアクションを提言しています。マーケティング戦略の立案や競争優位性の獲得にぜひお役立てください。
Q6 毎年発行されていた「Top 10 Predictions」の各レポートは、今後全て「IDC FutureScape」になるのですか?
A6 米国IDCでは、従前の「Top 10 Predictions」は全て「IDC FutureScape」として発行しています。IDC Japanでは、一部のCISプログラムを除き「IDC FutureScape」として発行します。