01 Dec 2022

国内クラウド管理型ネットワークソリューション市場予測を発表

Japan, 2022年12月1日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:村橋俊介、Tel代表:03-6897-3812)は、自社ネットワーク外の管理プラットフォームを用いて、ネットワーク機器の管理やネットワークの制御を実現するクラウド管理型ネットワークソリューション市場について、国内市場動向と予測を発表しました。

企業ネットワークの運用管理手法として、またソリューションとしても定着しつつある国内クラウド管理型ネットワークソリューション市場は、今まさに成長期にあります。同市場についてIDCでは、2022年以降二桁成長を続け、2021年~2026年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は20.9%と予測しています。その結果、2026年の市場規模は818億4,200万円に達するとみています。

製品分野別でも分析しています。クラウド管理型ネットワークソリューションでは、無線LANの導入が先行しています。2021年の国内クラウド管理型ネットワークソリューション市場全体の86.1%を占め、市場規模は272億8,000万円に達しています。また、国内クラウド管理型無線LANソリューション市場の2021年~2026年のCAGRは16.7%であり、今後も高い成長を続けるとみています。一方で、イーサネットスイッチやルーティング機器に関するクラウド管理型ソリューション市場も、無線LANに追従し、2021年~2026年のCAGRは、クラウド管理型イーサネットスイッチが42.3%、クラウド管理型ルーティング機器は22.2%と予測しています。

また、ネットワーク機器の分野でも、as a Serviceとしての提供形態であるNaaS(Network as a Service)市場が動き始めており、IDCでも初めて予測を発表しました。ハードウェアネットワーク機器をサブスクリプション型で提供するサービスを企業ネットワーク向けNaaSとして分析しています。国内では誕生したばかりの市場ですが、今後NaaSサービスを提供するベンダーの増加と、オンプレミスITインフラストラクチャの消費方法としてas a Serviceに対する企業の習熟度向上が、NaaS市場の立ち上がりを後押しするとみています。その結果、国内企業ネットワーク向けNaaS市場は、2026年までの導入期をCAGR 133.6%で成長を続け、市場規模は71億4,400万円になると予測しています。

国内企業向けネットワーク機器ベンダーやマネージドサービスプロバイダーに対して、「クラウド管理型ネットワークソリューションやNaaSのビジネス拡大を目指すならば、顧客エクスペリエンス/カスタマーサクセス部隊の強化も同時進行で進めなければならない。カスタマーサクセス部門への注力は、サブスクリプション型ビジネスの定石とも言えるが、企業向けネットワークソリューションにおいては、利用促進や新機能の紹介に留まらない価値を提供できるチーム作りに尽力すべきである」とIDC Japan株式会社 コミュニケーションズ/ITサービスのグループディレクターである草野 賢一 は述べています。

今回の発表はIDCが発行したレポート 国内クラウド管理型/サブスクリプション型ネットワークソリューション市場予測、 2022 年~ 2026 年 にその詳細が報告されています。本調査レポートは、クラウド管理型ネットワークソリューションとNaaS市場に関して、現在の市場動向に関する分析と共に2022年~2026年の市場予測と展望を提供します。

(レポートの詳細についてはIDC Japan へお問い合わせください)



<参考資料>

国内クラウド管理型ネットワークソリューション市場 支出額予測、2020年~2026年

Note: ネットワーク機器の製品に対する支出額(ハードウェアとハードウェアを動作するのに必要なソフトウェアの合計)とクラウド管理型ライセンスの合計値

Source: IDC Japan, 12/2022

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