target audience: TECH SUPPLIER  Publication date: Nov 2022 - Document type: Market Share - Doc  Document number: # JPJ49717422

国内エンドポイントセキュリティ製品市場シェア、2021年:クラウドソリューションの躍進

By:  Kenichi Akama Loading

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Abstract


本調査レポートは、半期ごとにソフトウェア市場を分析している「Worldwide Semiannual Software Tracker」を基に、国内エンドポイントセキュリティ製品市場の2021年の市場状況を分析したものである。なお、本調査レポートで記載する数値は、ベンダーにおける売上額で表示している。

国内エンドポイントセキュリティ製品市場を、モダンエンドポイントセキュリティ製品市場(EPP = Endpoint Protection Platform、EDR = Endpoint Detection and Response)、サーバーセキュリティ製品市場(Physical Server、Cloud Workload Security)、コンシューマーデジタルライフプロテクション製品市場(Consumer)に分類し、2021年のベンダーシェアを提供している。

ランサムウェアは、身代金の搾取だけでなく、ファイルの暗号化によるビジネスやサービスの停止、ブランドの毀損など、ビジネスリスクとして企業経営を脅かす。巧妙化するサイバー攻撃に対し、セキュリティ侵害を完全に阻止することは難しく、セキュリティ侵害の発生をリアルタイムに検知し対処することが、サイバーレジリエンシーの向上に必要である。アタックサーフェスが拡大したエンドポイントのセキュリティ強化には、EDRやXDR(Extended Detection and Response)などの製品で収集されたログやテレメトリー情報を基にリアルタイムに分析し、早期の侵入検知と迅速な対処を図れるとIDCは考える。しかしながら、中小規模の企業への導入は、高度なセキュリティ人材の不足や導入コストなどの課題がある。「サイバーレジリエンシーの強化のため、エンドポイント対策としてのEDR機能は必須となりつつあり、セキュリティ製品サプライヤーは、さらなるユーザビリティの向上と、企業規模に因らない導入促進のために、機能の簡略化とコストの低廉化を訴求すべきである」と、IDC Japan ソフトウェア&セキュリティのリサーチマネージャーである赤間 健一は述べている。

Table 1に、国内エンドポイントセキュリティ製品市場 製品別 売上額の2019年~2021年の実績を示す。国内エンドポイントセキュリティ製品市場は、モダンエンドポイントセキュリティ製品市場(EPP = Endpoint Protection Platform、EDR = Endpoint Detection and Response)、サーバーセキュリティ製品市場(Physical Server、Cloud Workload Security)、コンシューマーデジタルライフプロテクション製品市場(Consumer)で構成される。



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